関西クィア映画祭2013 のための 春の連続プレ企画

終了しました



第一幕 3/30(土)
私の性は私のもの アナタの性はアナタのもの!
第二幕 4/13(土)
インターセックス/性分化疾患って、なに?
第三幕 4/27(土)
ミスコン、賛成?反対?
第四幕 5/11(土)
『パレスチナではレズビアンが殺されている』にどう答えるか

【第一幕】3/30(土)13:30  私の性は私のもの アナタの性はアナタのもの!


 関西クィア映画祭2012の映画上映前に毎回行われたスタッフによる自分語りの3分間スピーチ。その記録映像は、一人ひとりのセクシュアリティーがとても多様であることを実感させてくれる。今回は、その映像を見たあとで、参加者一人一人が、自分の性について3分間で話してみよう!(任意ですが、ぜひアナタも一言!)  加えて、関西クィア映画祭2013の進行状況の報告、実行委員の募集案内なども行います。

映 画:関西クィア映画祭2012の記録映像(60分)
会 場:京都市東山いきいき市民活動センター
参加費:500円
 

【第二幕】4/13(土)13:30  インターセックス/性分化疾患って、なに?


 オーストラリアの新作ドキュメンタリー『蘭に生まれて』と、バイセクシュアルのスタントウーマン・レベッカの物語『BOTH』。インターセックス/性分化疾患の当事者である監督が撮った長編映画を、2作品も一度に見れる、とても貴重な機会です!
映 画: 『BOTH』(Lisset Barcellos監督/86分/2005/米国・ペルー/英語・スペイン語)
『蘭に生まれて―わたしのインターセックス冒険譚』(Orchids: My Intersex Adventure/Phoebe Hart監督/60分/2010/オーストラリア/英語)
会 場:京都市東山いきいき市民活動センター
参加費:1100円
 企画について詳しくはこちらのページをご覧ください。
 

【第三幕】4/27(土)13:30 ミスコン、賛成?反対?


 昨年、京大では大学祭においてミスコン(に類するもの)が企画され、それに対する反対運動がおこりました。結局その企画は京大では中止になりましたが、近年の大学ミスコンの勢いはとどまるところを知りません。そんな今だからこそ、「ミスコンとは何なのか」を今一度考えてみませんか。複数のパネラーのトークに加えて、フェミニスト自身による舞台表現を描き、昨年一昨年の映画祭でも好評を際した映画を上映します。
映 画:『TOO MUCH PUSSY! フェミなあばずれ、性教育ツアーで大暴れ』(TOO MUCH PUSSY! Feminist Sluts in the Queer X Show/Emilie Juvet監督/98分/フランス/フランス語・オランダ語・英語)
トーク:パネラー依頼中!(詳細はウェブで)
会 場:京都大学・農学部総合館W106教室(北部構内)
参加費:1000円
 

【第四幕】5/11(土)13:30  『パレスチナではレズビアンが殺されている』にどう答えるか

 イスラエルによるパレスチナへの侵略と占領。イスラエルとパレスチナにおけるホモフォビア(同性関係嫌悪)。いっけん何の関係も無さそうなこれらが、国際政治においてどんな風に関係しているのか。初心者向けレクチャーと併せて、パレスチナ/イスラエルの同性カップルのドキュメンタリー映画を見てみましょう。
映 画:『0メートルの隔たり』(Zero Degrees of Separation/Elle Flanders監督/89分/2005/カナダ/英語・ヘブライ語)
講 演:ひびの まこと(パレスチナの国際連帯運動に参加)
会 場:京都市東山いきいき市民活動センター
参加費:1000円
 企画について詳しくはこちらのページをご覧ください。


※この連続プレ企画に、参加2回目で100円引き、3回目200円引き、4回目300円引きとなります。
※この後も、5月に「米国政府の世界戦略と日本のクィアとオスプレイ(仮)」、6月以降に「トランスジェンダーとフェミニズム」「参議院選挙と性的マイノリティー」「性的な暴力ってなに?みんなにとって楽しい映画祭を作るために必要なこと」などを企画予定。
※企画日程、内容等は事情により変更になることがあります。最新情報をウェブでご確認下さい。


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■[性]がテーマの映画祭

 あなたはどんな性別で暮らしていますか? 恋愛やセックスは好きですか? どんな恋愛やセックス、人との関わり方をしていますか?「男らしさ」や「女らしさ」に、しんどくなった経験はありませんか?
 典型的な「男女という制度」の枠組みから出て、自分らしい性を生きている人たちが、既に沢山います。典型的であってもなくてもいい、変(=クィア)でもいい、性のあり方は多様だ、私たちは生きていける。
 今年で8回目を迎える関西クィア映画祭は、そんなメッセージが溢れる映画を上映する「みんなのお祭り」です。

■実行委員 募集中です!


 翻訳、字幕作成、パンフレット・チケットのデザイン、広報、映画探し、運営などなど、あなたの得意分野を活かして、今年度の映画祭を私たちといっしょにつくってみませんか?
運営を担う方は週一度のミーティングへの出席を、専門業務を担う方は作業を、様々なかたちでご参加いただきます。いっしょに映画祭をつくりましょう!

■映画祭を支えて下さい

 関西クィア映画祭は、その規模に比べて財政的裏付けが充分ではありません。昨年度も10数万円の赤字となりました。そこで、カンパという形での皆様のサポートを、ぜひともお願い致します。
振込先 三菱東京UFJ銀行 西陣支店(店番441)
    普通 0014049 カンサイクイアエイガサイ

■クィアとは。

 ひとりひとりが自分の性や生き方を選び決めていこう、規範の押し付けに反対しよう、というメッセージです。
 「クィア」は、これまでは性の領域で「ふつう」ではないと考えられている人々への蔑称でした。これを逆手にとって使うことで、様々な少数派を肯定し、「ヘンでもいい」「不一致は私たちの豊かさだ」と差異の権利を主張し、LGBTだけでなく「普通ではない」「典型的でない」生き方をポジティブにとらえ直す意図があります。

■お問合せ

チームばらいろ(関西クィア映画祭実行委員会)
080-3820-2731(留守電)
020-4624-4707(D-FAX)
info【あっと】kansai-qff.org
http://kansai-qff.org